土曜日は休日出勤で入試の面接などをやらせてもらったんですが、
鍼灸の業界では、一般企業への就職活動で書くらしいエントリーシートなるものがなく、
あたしはそれをもちろん書いたこともないし見たこともありません。
あたし的にはエントリーシートは二次元の世界のものです(笑)
で、そのエントリーシートを書くにあたって、自己分析をする用紙?みたいなのもあるらしいんですが、
それってどんなもんなんですかね??
いや、ググれや!
で済む話なんやけど(笑)
生きてく上で自己分析てのはすごい大事なことよなぁ。と最近とても思います。
なので、来週発売されるSHOWROOMの前田さんの「メモの魔力」はとても楽しみで、
自身が就活時に行ったノート30冊分の自己分析の内容を凝縮したものが入るらしい。
話がややズレたな。
学生から
「何がしたいかよくわかりません」
ていうことをちょいちょい相談されるので、
こーいう時こそ自己分析じゃない?
と思って話をします。
うちの学校の場合は、何かをしたくて鍼灸師の資格がほしい!
て入学してきてるはずなので、まずはそこから思い出すこと。
それが勉強してく中でなんか違うなーて思い始めて迷走してる子も多いけどね。
その時はまずは生まれてから今までで、感情が動いたことを思い出してみる。
喜怒哀楽どれでもいいし、あれがしたい!これになりたい!ていうのは小学校ぐらいから遡ってけばなんかあるはず。
その感情が反応したものを軸にして、今あるものとを組み合わせて、何か形にできないかを考えてみる。
鍼灸なんかは意外と何にでもくっつけられるので、ホントにやり方次第の面白い仕事よなぁといつも思います。
あとは日記を書く。
なんちゃない日々の生活の中で、自分がどんなことに反応して、どんな思いを持ったのか?
それを毎日書いていけば、1ヶ月分もあれば今の自分がどんな思考をしてるのか?てのが半分くらいは見えてくると思うんですよ。
別に長々と書く必要ないし、
今日は空がキレイだった。
でもいいんです。
後で見返した時に、1ヶ月以内ならうっすらでも覚えてると思うんで、
あーこの日の空はこんな感じやったなぁー。
こーいうのを眺めてるのが好きかもしれぬなー。
ていう気付きがあるワケですよ。
自分の感情を文章化もしくは言語化して、頭の中からアウトプットしてみると、
自分を知るヒントがポロっと出てくるかも。
頭の中で考えられることなんてたかだか知れてるので、書き出して目で見ながら確認していくと思考が整理されていきます。
最近はデジタル化が進んで~というワケでもないけど、
手を動かして書くことをやたらとやりたがらない人が多い気がします。
チラシの裏とかにちょっと書き出すだけで生きやすくなるんやからさ。
まとめますと、
自分がよくわからん!て人は、
過去を振り返ってみて、感情が動いた物事を書き出してみる。
そーいうのがない!て人は、
とにかく1ヶ月でいいから日記を書いてみて、今の自分が何に反応してるのかを記録して振り返ってみる。
そしたらなんか出ますよ。
ボーッと生きてる人はチコちゃんに叱られるぐらいいっぱいいると思いますが、
全く無感情で生きてる人はそうそういないと思うんで、
たぶんなんか出ますよ。
それでも出ない!て人は、
今の生活の流れに流されていけばいいんじゃないですか?
無意識に人生の選択をしてきた結果が今の状況なんでしょーし。
現状維持も選択肢の一つだと思うし。
まあ現状維持がけっこう大変だったりしますけどね。世の中は絶えず動いてるから。
来年の抱負でも考えるついでに自己分析でもしてみたら?